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9周期D23 バセドウ病③-2 一転、低下症へ!ホルモン補充療法(回顧) [甲状腺(バセドウ)]

本日の体温36.53℃
っていうかぁ~~~もうあきらめ過ぎちゃってどうにもこうにも
連日連夜の飲酒に及んでおりましてどうかするとお薬と酒が
同時になっちゃったりしてお薬ってデュファストンなんだけど
飲み合わせの話はともかくホントにどうかと思うのよ

ふぅ。

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※これまでのエントリ
バセドウ病①発症&入院(回顧)
バセドウ病②甲状腺エコー、甲状腺シンチグラフィ(回顧)
バセドウ病③-1 一転、低下症へ!ホルモン補充療法(回顧)


退院から4ヶ月後あたり、突然に太り始めた私。あれ?
入院中は40kg切ってた有様だったため、太ることは
自他ともに歓迎ムード(?)だったものの、増え方が
何か変。あまり健康的な増加ではないっぽい。

それに、プチ便秘。バセドウの人は下痢とは言わずとも
排便はいつもスルスルに好調なものなんだけど、どうも
出にくい。

極めつけは、身体の攣(つ)り!いつでもどこでも
突然襲いかかる全身こむら返り、しかもフェイント(#+。+)
土踏まずとかのアレが、肩とか腕とか、最悪お腹とか。。

当時、会社に復職したばかりだった私は大した仕事も
振られずにヒマだったので、積極的に電話など取って
いたのですが、デスク端の受話器に手を伸ばすその
体勢で

『ピキ!』(#+。+)

落とした消しゴムを拾おうとしたら

『ピキ!』(#+。+)

トイレで手を洗おうと

『ピキ!』(#+。+)

あれには本当に参りましたorz

あとで検査結果を見てわかったことだけれど、
TSH(=甲状腺刺激ホルモン=甲状腺ホルモンの
在庫が少ないから生産したまえ)の値にびっくり。
健康な人が大体1~4くらいの値のところ、バセドウ
患者は少なすぎて数字にならないのが通常なのに、
何と16を超えていたΣ( ̄□ ̄;)
過剰生産のはずだったホルモンが今や足りないので、
せっせせっせと作れ指令が出てたわけです。orz

ちなみに、これらの状況と症状を指し示すものが通常、
甲状腺機能低下症(橋本病)と呼ばれています。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

ま、大ざっぱな分け方ですが。
痩せるバセに太る橋本、暑がるバセに寒がる橋本、
こんな感じに症状も真逆っぽい。
もちろん、私の場合は急に橋本病になったのではなく
バセドウの治療が行き過ぎてしまった結果です。

しかし、お薬を止めることは出来ない。。やめたらすぐ
量産プレイに戻ってしまう。減らす、というのも方法の
ひとつ、しかし減らし方が甘いと事態は好転しないし、
かといってあまり減らすと甲状腺を御しにくくなります。

うーん。

という流れで、ホルモン補充療法が採用されるに
至ったわけです(以前のエントリでは併用療法とも)

補充するのは、問題の甲状腺ホルモン。

つまり、抗甲状腺薬によって甲状腺ホルモンを作らせない
ように抑え込んでおきながら、それによって不足する分の
甲状腺ホルモンは別に飲む。何というアンビバレンス。
書いてる自分もわかりにくーw

この頃には書籍やネットで私なりにかなり勉強しているのを
先生にも認めてもらえたようで、他ならぬ自分の身体のこと
でもあり、症状や体重の推移から察して抗甲状腺薬が多すぎる
と思ったら自己判断で減らして良し!とのお墨付きをいただき。
それで精神的に余裕が出来たのも良かったかも。

当時は量の調節があまりにややこしくて、細かく分けられる
ピルケースが手放せなかったことを思い出しました。
ホルモン剤はカッターで割って飲んだりもしてたなー。
懐かしや。

結果、これが功を奏して、私の数値はより良い方向へと
向かうのですが、バセドウ急性期の内科的治療の難しさを
身に染みて感じた出来事ではありました。。


身体の攣りはすぐに収まり、その後2ヶ月くらいで体重も
すっかり元に戻りましたとさ~

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コメント 4

ah*yea

こんばんは☆
こむら返りってお腹に出たりすることもあるんですね!
いつどこに出るかわからないってスリリング過ぎ!
しかしなんでこむら返りが起きるんでしょうね?
甲状腺ホルモンと関係が?

>抑え込んでおきながら、不足する分を別に飲む・・・
体外受精の採卵前を思い出しました~
排卵誘発剤で卵を量産しておきつつ、排卵抑止剤で
排卵するのを抑え込む、と。
熟練のさじ加減が必要と思われますが、
それを医師に一任されたとは、なんと勉強熱心な!
しかもそれが覿面の効果、薬にコントロールされているような状態から
自分で制御できるようになり、快方に向かうのは嬉しいことですよね♪

私も今周期はすっかりあきらめモードだったんですが、
思いもかけない陽性が♪
seppenさんにもそのフェイントチックなパターンはありですよ~☆

by ah*yea (2009-06-01 19:43) 

pawpaw

自分でお薬を調節できて、症状がよくなったのは素晴しいですね!
私が以前精神科のお医者様から言われた、「舵取りをするのは自分」という言葉を思い出しました。
ところでseppenさんの体重は今でも40キロないくらいなんですか?
きっとモデルさんみたいな体型でらっしゃるんでしょーね。

私も諦めモードが入っていて、実家から送られてきたワインを、高温期なのにぐびぐび飲んだりしています。
お互いにフェイントが訪れるといいんですけど。
by pawpaw (2009-06-02 11:15) 

★ぴょんぴょん★

ぇ?!私もデュファストンやルトラール、真水は体に悪そうなので、焼酎で飲んぢゃうこともありますが…だめなの?(゚∀゚;)汗

ほんとseppenさんすごい勉強してますよね!
私はお墨付きがもらえるほど勉強はできないなぁ☆
努力家なんですね^^
いつも読んでて、良く勉強しているなぁって感心してました♪

これからも頑張ってください☆


by ★ぴょんぴょん★ (2009-06-02 20:34) 

seppen

ah*yeaさん、

> 体外受精の採卵前を思い出しました~
> 排卵誘発剤で卵を量産しておきつつ、排卵抑止剤で
> 排卵するのを抑え込む、と。

なるほどーーー勉強になります!それと、そうですね、
甲状腺ホルモン併用療法と原理はなんだか似ている
ようなw
攣りは、何故かはよくわかりませんが同じような
治療をされてる方にはお馴染みの症状らしいです。
急性心筋梗塞や進行性筋ジストロフィーの人が
非常に高値になる項目(CPK)が関連あるらしく、
確かに当時はけっこう高かったのですが、検査の
たびに気になってしゃーなかったorz。。あの頃は
名前を呼ばれても迂闊に振り向けませんでしたw
(それだけで首が攣るためwww)


pawpawさん、

薬のコントロールといっても医師の指示が基本では
ありますが、症状を抑えるため医師としてはやはり
多めに飲ませたいみたいで、でもそれで自分の体が
キツかったら加減してね!という感じでした☆
うまく行ったから良かったものの、当時、その年の
うちに体重が15kg以上も増減したりしてとっても
キツく(+д+;)、冷や汗ものでしたが。。。

えっ体重?今はしっかり50kgくらいありますよっ♪
今はお腹まわりやお尻の垂れっぷりが気になって
仕方ないでーすw 胸は垂れるほどない・・・orz


★ぴょんぴょん★さん、

> 真水は体に悪そうなので、焼酎で飲んぢゃう

わははwwwオトコマエ過ぎですってw

勉強は、今は全然でお恥ずかしいくらいなんですが
当時はけっこうがんばりましたー。結婚したばっかで
病気を抱え、離婚でもされたら大変っと焦りましたしw
お恥ずかしきついでに→たぶん独り身だったら、面倒で
自暴自棄になっちゃってたかも。夫がいたから、夫の
ためにも治そう、治らなきゃって思いが強かったかも
しれません。えへ(//▽//)
by seppen (2009-06-02 22:45) 

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